リカレント専門講座 「人生100年時代 リーダー(指導者)のための資産運用講座」
日 時:令和4年1月24日(月)~令和4年3月4日(金)
講 師:三好 秀和 香川大学大学院地域マネジメント研究科教授 受講者:5名
香川大学地域連携・生涯学習センターでは、社会人向けの公開講座として、人生100年時代を迎え、老後に向けた資産運用にも関心がある昨今の状況を踏まえて、従業員や顧客などへ資産運用を指導・アドバイスするファイナンシャルプランナーや企業・金融機関の担当者を対象として資産運用の専門的知識を教授することを目的に、本学でその分野の研究を行っている教員が講師を務めるリカレント専門講座を企画・開講しました。
本講座では、現在、「確定拠出年金」「NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」など多くの税制優遇制度があり、自己責任の運用が求められている中で、従業員や顧客をどのように指導すればいいのか、また、どのような知識があれば自己責任を全うできるのか、について考えていくものです。 講座は、第1回:令和4年1月24日(月)、第2回:1月31日(月)、第3回:2月7日(月)、第4回:2月14日(月)、第5回:2月24日(木)、3月3日(木)、3月4日(金)(※第5回は当初2月21日の予定であったが、事情により、3日に渡り同一内容で三好研究室において実施)の5回開催し、様々なテーマから資産運用に関する深い知識を学ぶことができるよう構成されました。 第1回講義では、「オリエンテーションとセットアップ」をテーマに、何のために運用するのか、複利効果、ライフプランと資産運用、リスク許容度などを学びました。 第2回講義では、「株式の本質とマーケット価格形成。理論価格を学ぶ意義」をテーマに、株式の権利、企業価値を高めるための成長戦略としてのM&A、非上場にとっての株式とは何か、そもそも株価は何によってきまるか、などについて学びました。 第3回講義では、「債券のアセットアロケーションでの位置づけ。債券投資戦略」をテーマに、債券とはなにか、金利と債券価格との関係、イールドカーブ、為替と金利の関係などを学びました。 第4回講義では、「マクロ経済との関係を整理する。為替と金利のメカニズム」をテーマに、景気、金利、為替、債券、株価の動きがどのように関係しているかを理解し資産運用に活かすことを学びました。 第5回講義では、「伝統資産とその他資産を対比してその本質を学ぶ」をテーマに、不動産、金、石油、商品など多様な投資先は投資信託を通じて投資が可能であること、ブルベアファンドを活用してリスクヘッジに活用する方法を学びました。 受講者からは、豊富な経験に裏付けされた話に説得力があった、これまで知ることがなかった国際動向と為替・金利との関係などが理解できてとても新鮮で勉強になった、との感想が寄せられました。 また、講師の三好教授は、香川大学の学生サークル金融証券研究会の顧問として、月1回Zoomで資産運用勉強会を実施しており、本リカレント専門講座に全出席の受講者には、業種を超えた語らいの場となる当該勉強会に1年間会費無料で参加できる特典が与えられました。
募集要項「人生100年時代 リーダー(指導者)のための資産運用講座」
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